どんな勉強をして、どんな人生を過ごしていたらこんな広い分野の知識を身につけられるのか分からないなぁと思うほどの深さでした。
アナスタシアの実質的な保護者として立ち回っていたこと を引け目に感じているし アナスタシアは• 「もうマジお腹いっぱい!」的な 笑 なお玉葱とクラリオンは書籍化、コミカライズなどはしていないようです。
そこに一部のオタク(ぼく)は不満を感じていたのです。
🙄 それは、みなさんが読む時の楽しみとしておきましょう。 今日は下世話でゲスな話をする。 流石にこれ以上、魔法に関しての設定は求めないですね。
9いえいえ、怪しくなんかありません。
また、二人が出会ったときアナスタシア10歳、但馬17歳で但馬は現代的な価値観を持つ人物であるから、 相応に苛まれるだろうし、二人が一瞬だけくっついたのも、世界かアナスタシアかみたいな極限状況だったからで、 二人の人格がいい悪い云々の前に出会いが悪かったんじゃねーかというやつだ。
、シモンがアナスタシアを好いていたことをいつまで立っても引け目に感じているというのもある。
😇 決して飽きが来ず、中だるみのないストーリー展開はとてもよく練られていて「すごい!」の一言です。 ほとんど縁もない但馬に大金を出してもらったこと• 例えば、そこに落ちてる石を使えば投石が出来るよ』 「……い、いや、そりゃ、そうだろうけどさ……」 チュートリアルといえば、読者は「ちゃんと装備しないと意味が無い」というセリフを連想しますが、まさかの投石。
14それは物語では、主人公 但馬波留の知恵として繰り出され、結果として彼は国家を揺るがす詐欺師となり、中を手玉に取る軍師となり、海の向こうまで轟く一大財閥の長としてのサクセスストーリーとなる。
この作品では詐欺師から始まり、モノづくり、国の運営と話が進んでいく。
絶望の中ですべてを騙し、最後には主人公も読者自身も騙された。
😙 なお、個人的に一番ツボに入ったのはこの場面ではありません。 生半可な知識は通用せず、ろくな職にもつけず埋没する彼は、生き残りをかけた起死回生の策に打って出た。 まるで、主人公と物語が行っている漫才を見ているかのようで、様々な場面で笑わせてくれます。
13「他ならぬあなただけに、特別なお話があるんです。
確かにこれは詐欺師の物語かもしれない。
オセロ、ナンプレ(数独)、100マス計算を普及させるとか、白米じゃなくて玄米食べろ(栄養学)とか、そうしたことならスキル無しで実践できるかもとか妄想します。
☮ ストーリーも引き込まれるほど面白いのですが、これらの 蘊蓄 うんちくも楽しめる人には楽しめます。 とても悲しい。 いえいえ、怪しくなんかありません。
16系転生もの小説 のヒロイン談義についてだ。
しかしそんな強さに驕ることはありません。
電流がどうやら、カメラの理論構造やら、蒸気機関に電球やら……。
✇ 読んでみて?• 本作の中盤は主人公 但馬波留と彼女二人の恋模様が描かれ、主人公の大きな選択においても彼女たちの存在が大きく影響する。 読んでいるだけで勉強した気分になる(?)点もおすすめです。
16例えば、PXに関する説明の一部を抜粋すると、 PXとはPost eXchangeの略で 酒保 しゅほのことである。
ストーリーの中でクラウゼヴィッツ、ケインズ、マキャベリの他にも経済学の講義はあるわ、アダム・スミスやら貨幣論が出てくるわ……。
政治経済ブロガーの筆者すら驚く知識量 筆者は政治経済ブロガーですが、その筆者すら驚きの知識量です。
♨ 「他ならぬあなただけに、特別なお話があるんです。 内政チートもできず、追い詰められた主人公が果たしてどのような策を弄して逆境から抜けだすのか、そういったことを期待しながら読み進めることができるというわけです。
ブリジットは自意識がしっかりしていて悩んでも自分のうちで解決できる自立した芯の強さがあり、 割と人間として憧れる。
そんなわけで、騙されたと思って読んでみてください。
月がそれを非現実へと変えていた。