✌ 本文中で、『 たんぼ』とした部分は、『年代記』では「たん たんぽ 」としています。 そのきみあいをおめにかけましょう。 ひょっと舌がまわり出すと、矢も楯もたまらぬじゃ。
12しっかわばかまのしっぽころびを、みはりはりながにちょとぬうて、ぬうてちょとぶんだせ。
アワヤのど、サタラナしたに、カげサしおん。
一つへぎへぎに、へぎほしはじかみ。
😁 くんぷうのんどよりきたり、こうちゅうびりょうをしょうずるがごとし。 ぶぐ・ばぐ・ぶぐ・ばぐ・みぶぐばぐ、あわせて ぶぐ・ばぐ・むぶぐ ばぐ、 武具・馬具・ぶぐ・ばぐ・三ぶぐばぐ、合わせて武具・馬具・六ぶぐばぐ、 きく・くり・きく・くり・みきく くり、あわせて きく・くり・むきく くり。 しかし、しっかりと繰り返し継続して 読む練習をすることで、 だんだんと滑舌を 良くしていくことができますので、 なかなかうまく読めなくても、 諦めず繰り返し読み上げる練習を実践していきましょう! それでは、読み上げていく 外郎売りの文章をご紹介していきます。
がらぴぃがらぴぃ 風車 ( かざ ぐるま )。
おちたらにてくお、にてもやいてもくわれぬものは、 ごとく、てっきゅう、かなく(ぐ)まどうじに、いしくま、いしもち、とらくま、とらきす、なかにも、とうじのらしょうもんには、いばらぎどうじがうでぐりごんごうつかんでおむしゃる、 かのらいこうのひざもとさらず。
4em;color: 99a9b0;line-height:1. 向こうのごまがらは荏の胡麻殻か真胡麻殻か、あれこそほんの真胡麻殻。
🤫 たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりから、ちりから、つったっぽ、 たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりから、ちりから、つったっぽ、 たっぽ たっぽ いっちょうだこ、おちたら にてくお たっぽたっぽ一丁だこ、落ちたら煮て食お、 にても やいても くわぬものは、ごとくてっきゅう・かなぐまどうじに、 煮ても焼いても食わぬ物は、五徳鉄弓・かな熊童子に、 いしくま・いしもち・とらくま・とらきす、 石熊・石持ち・虎熊・虎きす、 なかにも とうじの らしょうもんには いばらきどうじが うでくり ごごう つかんで おむしゃる。
19かわらなでしこのぜきちく。
よってそのなをみかどより、とうちんこうとたまわる。
第四節 来るわ来るわ何が来る、高野の山のおこけら小僧、 くるわくるわなにがくる、こうやのやまのおこけらこぞう、 狸百匹、箸百ぜん。
むこうのごまがらはえのごまがらかまごまがらか、あれこそほんのまごまがら。
これは元々人間は物語を覚えやすいように脳が出来ているみたいで、 「 外郎を売っている人の物語」とが暗記しやすいです。
おのぼりならば みぎのかた、おくだりなれば ひだりがわ、 お上ならば右の方、お下りなれば左側、 はっぽうが やつむね、おもてが みつむね ぎょうくどうづくり。
外郎売り 第4段落 くるはくるはなにがくる、 来るは来るは何が来る、 こうやのやまのおこけらこぞう、 高野の山のおこけら小僧、 たぬきひゃっぴき、はしひゃくぜん、てんもくひゃっぱい、ぼうはっぴゃっぽん 狸百匹、箸百膳、天目百杯、棒八百本。
麦、ごみ、むぎ、ごみ、三むぎごみ、合わせてむぎ、ごみ、六むぎごみ。
こだなのこしたに、こおけにこみそがこあるぞ、こじゃくしこもって、こすくてこよこせ。
5em auto;background-color: eef8f3;box-shadow:0 1px 5px rgba 0,0,0,. お 上 のぼりならば 右 みぎの 方 かた、お 下 くだりなれば 左側 ひだりがわ、 八方 はっぽうが 八 やつ 棟 むね、 表 おもてが 三 みつ 棟 むね 玉堂造 ぎょくどうづくり。
大きく動かして読み上げることを意識することで、 滑舌が良い発声を身につけることができますので、 意識するようにしましょう! 最初は、なかなか噛まずに読むことは できないと思います。
<第二節> いや、最前より家名の自慢ばかり申しても、 御存知ない方には、正身の胡椒の丸呑み、白河夜船、 さらば一粒食べかけて、 その気見合いをお目にかけましょう。
😃 繻子ひじゅす、繻子しゅちん。 彼の頼光の膝元去らず。 「外郎売全文」 <第一節> 拙者、親方と申すは、お立合いの中に、 御存知のお方も御座りましょうが、 お江戸を発って二十里上方、 相州小田原一色町をお過ぎなされて、 青物町を登りへおいでなさるれば、 欄干橋虎屋藤衛門、 只今は剃髪致して、円斎と名乗りまする。
依 よ って 其 そ の 名 な を 帝 みかど より、 透頂香 とうちんこう と 賜 たまわ る。
うお、とり、きのこ、めんるいのくいあわせ、そのほか、まんびょうそっこうあることかみのごとし。
菊、栗、きく、くり、三菊栗、合わせて菊栗六菊栗、 麦、ごみ、むぎ、ごみ、三麦ごみ、合わせて麦、ごみ、六麦ごみ。
只今はこの薬、 殊の外世上に広まり、方々に偽看板を出し、 イヤ、小田原の、灰俵の、さん俵の、炭俵のと、 色々に申せども、 平仮名をもって「ういろう」と記せしは、 親方円斎ばかり。
しかし今でこそ発声トレーニングとして有名ですが、実は最初から滑舌のトレーニング用に作られた文章ではありません。
ただいまはこのくすり、 只今はこの薬、 ことのほか せじょうにひろまり、 殊の外ほか、世上に弘まり、 ほうぼうににせかんばんをいだし 方々に偽看板を出し、 いや、おだわらの、はいだわらの、さんだわらの、すみだわらのと、いろいろもうせども イヤ、小田原の、灰俵の、さん俵の、炭俵のと、いろいろに申せども、 ひらがなをもって「ういろう」としるせしは、おやかた えんさいばかり。